「新型コロナウイルスワクチン接種証明書(以下、「接種証明書」という。)」は、デジタル化され、紙媒体の接種証明書と同等の内容がスマートフォンのアプリ上で確認できるようになりました。
接種証明書の電子申請・電子交付には、マイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードの取得については、こちらをご確認ください。
電子申請方法
請求者本人が、スマートフォンで接種証明書アプリをダウンロードし、電子申請します。電子申請後、VRS(ワクチン接種記録システム)から二次元コード付き接種証明書が電子交付されます。
接種証明書アプリは、App Store(iOS) Google Play(Android) からダウンロードできます。
接種証明書アプリの情報(FAQなど)については、デジタル庁のウェブサイトをご確認ください。
接種証明書アプリでの電子申請利用手順(操作方法)については、こちらをご確認ください。
証明書の発行方法については、こちらをご確認ください。
※3回目、4回目など新たに接種を行った場合は、再度証明書を発行してください。
過去に発行した証明書の情報は自動更新されませんので、ご注意ください。
【国内用】接種証明書
- スマートフォン(iOS 13.7以上・Android OS 8.0以上)で接種証明書アプリをダウンロード(無料)
- マイナンバーカード+4桁の暗証番号(カード受取の際に設定した券面入力補助用の暗証番号)で申請
- 紙媒体と同等の内容(漢字氏名、生年月日、国籍・地域、接種日、ワクチン名・メーカー名、ロット番号、接種国、発行者、証明書ID、発行日)の二次元コード付き接種証明書で交付
【海外用】接種証明書
- スマートフォン(iOS 13.7以上・Android OS 8.0以上)で接種証明書アプリをダウンロード(無料)
- マイナンバーカード+4桁の暗証番号(カード受取の際に設定した券面入力補助用の暗証番号)で申請
- パスポートのMachine Readable ZoneのOCR読取(パスポートの情報をアプリで読取)
- 紙媒体と同等の内容(漢字氏名、ローマ字氏名、生年月日、国籍・地域、旅券(パスポート)番号、接種日、ワクチン名・メーカー名、ロット番号、接種国、発行者、証明書ID、発行日)の二次元コード付き接種証明書で交付
注意事項
電子申請を行うためには、次の条件をすべて満たしている必要があります。
- スマートフォンを所持していること
接種証明書アプリのスマートフォン動作環境は、マイナンバーカードが読み取れる(NFC Type B対応)端末で、iOS 13.7以上、又は、Android OS 8.0以上のものとなります。 - マイナンバーカードを取得していること
- 旅券(パスポート)を取得していること(海外用のみ)
上記の条件を満たしていても、次の方は電子申請を行うことができません。
- マイナンバーカードに旧姓の併記がある方
- 旅券(パスポート)に旧姓・別姓・別名の併記がある方
- 旅券(パスポート)とマイナンバーカードの氏名表記が異なる方
- 旅券(パスポート)以外の渡航文書で申請する方
- DV被害者等の要配慮者
- 接種記録がVRS(ワクチン接種記録システム)に登録されていない方
その他
スマートフォンを所持していない方、マイナンバーカードを取得していない方、条件により電子申請を行うことができない方(注意事項参照)は、これまでどおり、窓口及び郵送での交付申請により紙媒体の接種証明書を交付します。なお、紙媒体の接種証明書にも、偽造防止の観点から、二次元コードが記載されます。
国内では、ワクチンクーポン券の右下の「接種済証」(一般の方)又は、「接種記録書」(医療従事者等)が接種を証明するものになりますので、改めて窓口や郵送で交付申請をする必要はありません。
提示を求められた場合は、「接種済証」又は「接種記録書」をスマートフォンで撮影した画像やコピーもこれまでどおりご利用いただくことができます。「接種済証」又は「接種記録書」は、引き続き大切に保管してください。
改行
接種証明書等の活用について
接種証明書等(接種済証、接種記録書を含む。)については、飲食店やイベントなどでの活用が検討されています。
特に「ワクチン・検査パッケージ制度」においては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令された際、接種証明書等を提示することで飲食やイベント、人の移動などの制限が緩和されます。
詳しくは、こちらをご確認ください。
接種証明書におけるモデルナ社のワクチン製品名変更について
武田/モデルナ社の新型コロナワクチンである「COVID-19 ワクチンモデルナ筋注」は、販売名が「スパイクバックス筋注」に変更されました。
これに伴い、接種証明書の「製品名」欄の記載等について、「COVID-19 ワクチンモデルナ」(英名:COVID-19 Vaccine Moderna)から「スパイクバックス」(英名:Spikevax)に変更されました。
接種証明書アプリをアップデートした後は、既発行分を含め、表示される製品名は変更後の表記となります。
なお、「COVID-19 ワクチンモデルナ筋注」と「スパイクバックス筋注」は同一の製品ですので、既に発行済みの接種証明書及び二次元コードは、引き続き接種証明書として利用できます。