12歳以上の人は新型コロナウイルスワクチンを受けることができます。
保護者の方と相談して、ワクチンを受けるか決めましょう。
コロナワクチンを受ける日や副反応によって学校を休む場合は、欠席とはなりません。(出席停止扱い)
学校を休む場合は、必ず学校へ連絡しましょう。
新型コロナウイルスワクチンは何のために受けるの?
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナにかかりにくくなります。
ワクチンを受けると、体の中で新型コロナとたたかう仕組み(免疫)ができて、実際にウイルスが体に入ってきたときに、すぐたたかえるように準備します。ワクチンを受けることで、新型コロナにかかる人や重症化する人が減っていくことも期待されています。
ワクチンを受ける日に注意すること
- 37.5℃以上の熱があるときや、体調が悪いときは、ワクチンを受けられないので、そのことをお母さんやお父さんなどに伝えましょう。
- ワクチンは肩の近くに注射します。肩を出しやすい服で、受けに行きましょう。
- ワクチンを受けた後、15分以上はすわって様子をみましょう。(30分様子をみる場合もあります。)
- 当日はおふろに入るなど、いつも通りの生活をするのは問題ありませんが、激しい運動はやめましょう。
- 保護者の方と一緒に【新型コロナウイルスワクチン予防接種についての説明書】 ファイザー社 武田/モデルナ社 を読んで予診票を記入し、接種を受ける場所に持っていきましょう。ワクチンを受ける日より前に記入しても問題ありません。
- このワクチンは間隔をあけて、合計2回接種します。
ワクチンを受けた後には、次のような症状が出ることがあります
他のワクチンに比べて、発熱や痛みなどが出やすいですが、2~3日で自然と良くなることがわかっています。
症状が出たら、あわてずにきちんと周りの大人に知らせましょう。
すぐに起こることがある症状
アナフィラキシー
重いアレルギー反応で、じんましんや息苦しさなどの症状が出ます。
からだがかゆくなったり、咳が出たりしたときは、すぐに周りの大人に伝えましょう。
血管迷走神経反射
ワクチンを受けることに対する緊張や痛みをきっかけに、血の気が引いて、立ちくらみがしたり、気を失ったりすることがあります。横になって休めば、自然に治ります。たおれてケガをしないように背もたれのあるイスですわって休みましょう。
数日以内に起こることがある症状
- 注射を受けたすぐ後よりも、受けた日の夜や次の日に注射した部分の痛みを感じる人が多いです。
- 疲れた感じや発熱などは、1回目より2回目にワクチンを受けたときの方が多くの人にみられます。
- 注射を受けて数日以内に、胸のあたりの痛みなどが出た場合は、周りの大人に伝えましょう。
- (保護者の方へ)ワクチン接種後に、ごくまれに心筋炎が報告されています。
症状が出た人の割合 | 症 状 |
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50%以上 | 注射した部分の痛み、疲れた感じ、頭痛 |
10~50% | 筋肉痛、寒気、関節痛、発熱 |
1~10% | 注射した部分のはれ・赤み、げり、おうと |
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ワクチンを受けた後の感染予防対策
ワクチンを受けた人もいれば、受けていない人もいます。ワクチンを受けた後も今までのように、しっかり手洗い・消毒、マスクなどの感染予防対策を続けましょう。
大切!守ってほしいこと
ワクチンを早く受けている人や、ワクチンを受けられない理由がある人など、様々な人がいます。ワクチンを受けている、受けていないといった理由で周りの人を悪く言ったり、いじめたりすることは、絶対にあってはなりません。
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ワクチンのうわさには注意しましょう
ワクチンについてのいろいろな情報がインターネットやSNSなどで見ることができますが、その中には嘘か本当か分からないような情報があります。分からないことがあれば、お母さんやお父さんなどに相談してみましょう。